
対面集中3日間+オンライン基礎講座
身体の奥に存在する”見えない制限”を読み解き、癒着や瘢痕組織に対する評価とアプローチを体系的に学ぶ専門講座です。
癒着とは、炎症や手術、外傷、感染、出産などをきっかけに、本来は独立して滑走する組織同士が結びつき、正常な動きを失った状態を指します。
一度形成された癒着や瘢痕組織は、自然に消失するものではありません。
その牽引力は局所に留まらず、離れた組織へ連鎖し、慢性的な痛みや可動域制限、臓器機能の低下など、さまざまな問題を引き起こすことがあります。
特に女性の身体は、月経、妊娠、出産、婦人科疾患、帝王切開や手術など、生涯を通して骨盤内組織へ大きな変化が繰り返されるため、癒着や瘢痕組織が形成される機会も少なくありません。
また近年では、慢性骨盤痛を抱える女性の背景として、性的暴力や性的虐待などのトラウマ体験との関連も数多く報告されています。身体に加わった外傷だけでなく、神経系の防御反応や長期間続く組織の緊張が、症状の慢性化に関与している可能性も示されています。
本講座では、癒着を局所だけの問題として捉えるのではなく、組織同士の連続性と牽引力を読み解き、どのように身体全体へ影響を及ぼしているのかを理解し、安全かつ臨床的な評価とアプローチ技術を理論・実技の両面から学びます。
この講座で学ぶこと

本講座では、癒着の形成過程から評価、そして臨床でのアプローチまでを体系的に学びます。
筋膜だけでは説明できない身体のつながりを理解し、内臓を包む腹膜や間膜、靱帯、瘢痕組織など、それぞれの組織がどのように影響し合い、身体全体の機能へ関与しているのかを解剖学・発生学・臨床の視点から紐解いていきます。

また、女性の身体に特有の癒着や瘢痕組織を理解し、婦人科疾患や産後ケアに必要な評価力と、安全性を重視したアプローチ技術を習得します。
オンライン基礎講座
対面実技へ進む前に、オンラインにて癒着の基礎理論を学びます。
実技だけでは理解が難しい組織学や膜構造、癒着形成のメカニズムを事前に学ぶことで、対面講座ではより実践的な技術習得に集中することができます。
主な内容
・癒着形成のメカニズム
・炎症と瘢痕組織の形成過程
・腹膜・間膜・靱帯など膜構造の理解
・組織同士の連続性と牽引力
・触診の考え方と評価の基礎

DAY1

膜構造と内臓へのアプローチ
癒着を理解するためには、まず身体を支える膜構造を理解する必要があります。
1日目は、筋膜だけではなく、腹膜、間膜、靱帯など内臓を支える膜組織を中心に学び、組織の牽引方向や滑走性を評価する技術を習得します。
主な内容

・膜構造の構造理解と触診
・内臓の可動性と滑走性と方向
・癒着の評価方法
✳︎内臓へのアプローチ技術
DAY2
女性疾患と癒着アプローチ
女性の身体では、婦人科疾患や手術によっても、ほぼ確実に骨盤内の癒着が形成されます。

2日目は、婦人科領域における癒着を理解し、安全な評価とアプローチを実践します。
主な内容
・子宮筋腫術後の癒着
・子宮内膜症・子宮腺筋症への理解
・腹腔鏡手術後の癒着アプローチ
・慢性骨盤痛への臨床的な考え方
DAY3
産後の身体と瘢痕組織へのアプローチ

出産は女性の身体に大きな変化をもたらします。
帝王切開や会陰切開だけでなく、尾骨や骨盤底、腹部組織の変化は、その後の身体機能へ長期的な影響を及ぼすことがあります。
3日目は、産後に起こる組織変化を理解し、瘢痕組織や癒着に対する評価とアプローチを学びます。
主な内容
・帝王切開後の瘢痕組織
・会陰切開後の組織変化
・尾骨損傷と骨盤底機能
・産後に起こる癒着へのアプローチ

開催概要
日程
2026年9月17日(水)〜19日(土)
全3日間
時間
10:00〜17:30
会場
東京都・錦糸町
(詳細はお申込み後にご案内)
受講料
早期申込価格
198,000円(税込)
2026年7月20日まで
通常価格
220,000円(税込)
※2026年7月21日〜8月15日
受付締切
2026年8月15日
※分割払い(4回まで)対応可能
※分割回数に応じて手数料が加算されます。
お申込み・お問い合わせ
お申込み・お問い合わせは、公式LINEよりお願いいたします。
講座内容についてのご質問や受講に関するご相談も、お気軽にお問い合わせください。

