【第1回】脳の構造と6つの部位

コラム

皆様いかがお過ごしでしょうか?
2021年がスタートしはや1ヶ月が経ちますね!

風の時代と言われるこの新しい時代を上手く乗りこなす為に
上司や友人、はたまた家族や恋人のご機嫌や様子を伺うよりも
まずは思考、感情を産み出す『脳』や『心』の仕組みを知ってみるのはどうでしょう
そうするとなぜ自分が人のご機嫌や様子を伺ってしまうのかも理解出来てくるかも

ここからは脳についてシリーズ化しながらお伝えしていきます

脳について一緒に学び、気になるあの人の脳を紐解いていこう!

【脳の構造を理解しよう!】

人間の脳は、脳脊髄液に囲われて頭蓋骨の中におさまっています。
表面は脳回と脳溝(脳のシワと呼ばれる部分)からなり、カリフラワーやクルミのように凸凹な形です。

成人の脳の重さは1400g前後、体重の約2.5%に相当し
人間の脳は【脳幹】【間脳】【小脳】【大脳基底核】【大脳辺縁系】【大脳】の6つの部位から成り立っています。
これらは皮質と白質からなり、脳全体の約8割を占めている大脳では人の行動や記憶・感情などの脳機能を担当しています。

皮質と白質とは・・・?
○大脳皮質・大脳の表面に広がる、神経細胞の薄い層。知覚、思考、推理、記憶、脳の高次機能を司ります。
○大脳白質・皮質の神経細胞から伸びる神経繊維が詰まっていて神経胞同士を結び付けています。

脳は体のさまざまな器官と脊髄を通して神経繊維で繋がっています。
目に映るもの、耳に聞こえる音など体に入った情報は、神経繊維を伝わって脳に送られ大脳皮質で処理されます。
例えば・・・
簡単に言うと『右手を動かしたい』という脳からの指令は左脳の大脳皮質の中の手を動かす神経細胞群から
頸髄に達します。頸髄から抹消神経が手の筋肉へ繋がってその刺激によって手が動きます。

またよく聞く【自律神経】は末梢神経の1つです。
交感神経と福雄交感神経の2つからなり、心臓、肺、胃腸、膵臓、生殖器などに繋がっています。
だからこそ自律神経の乱れは体の不調にも繋がっていくことが紐付けられていることがここでわかると思います。
ちなみに、自律神経を通して命に関わる活動は意識せずとも自動で制御しています。

脳は全身に神経繊維を張り巡らせて情報をやり取りしています。

人間の脳とは凄いですね。
全ては自分の脳で考えた結果が今の自分ということです。

次回は【脳は8つの分野で出来ている】
思考系、感情系などなどご紹介していきます!
自分はどこの脳を酷使しているか見つけてみてください。

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