月と身体

コラム

数千年ものあいだ、わたしたち人間は、
自然のさまざまな「リズム」や「法則」と調和して生きようと努めてきました。
月をはじめ、太陽や星は、天体時計の指針と文字盤の役目をしています。
この天体時計によって、人間は自分たちの「行為」の結果を予想できるようになり、それまで一見無意味で偶然に見えた自然の力は、もはや、ただおそろしいだけのものではなくなっていったのです。
たとえば月のリズムの影響にしても、現代の科学では理論づけることができないのです。「月が獅子座にあるとき、なぜ心臓手術の成功率が低くなるのか?」などという質問には、さしあたり答えのないままです。
多くの医師が、この知識を認めないのはこのためです。

自然には、月に限らずさまざまな「リズム」と「作用要因」があります。

・欠けていく月(下弦)
・新月
・満ちていく月(上弦)
・満月
・月の星座  

いまだに学問的な証明ができないとはいえ、ずいぶん昔から、月の影響に関しては、いろいろなことがいわれてきました。たとえば「満月は人の心を騒がせる」とか「魚座は足に影響を及ぼす」などという言いまわしがあります。

日々の月の動きを活用する上で、
簡単にいってしまえば欠けていく月のときに「放出」を、満ちていく月のときには「吸収」をすればいいということです。

“辛い仕事や趣味のうち、自分で期日を決める事が出来るものを、欠けていく月の時期に集中して行うのです。ゆっくり、少しづつ。
欠けていく月の時には発散し、満ちていく月の時には抑制してエネルギーを溜めて準備し、計画する。
それがいかに自然で心地良いものかが実感出来たら、どうして今までこの知識を応用せずにいたのか、なぜそれに気づかなかったのかと残念に思うに違いありません。
私達の身体はその自然なリズムや要求を無視されると反発します。”
ヨハンナ・バウンガー

特に月は身体に対し強く影響を及ぼす事がわかってきていますが、種まき・植え付け・手入れ・収穫・貯蔵などに最適なタイミングもまた、月の動きに習って行われていました。

NAJA SPAではお客様への施術時、カウンセリングでその方に必要な施術内容でご案内していましたが、
新たにその月がどの星座に滞在しているか、その月が欠けていく時なのか満ちていくときなのかで集中的にアプローチする部分を変化させていきます。

本日、月は水瓶座から魚座へ動きを変えます。
膝下からくるぶし、足裏のケアに最適な時期となるので、とにかく冷やさず静脈瘤のある方は特に血液の循環を良くするように意識してお過ごしください。

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